高級感漂う「ヘアライン箔」とは

金属の表面加工の方法には様々あります。

その一つが「ヘアライン加工」です

これは、金属の表面処理加工の一種で、あえて髪の毛ほどの細かい傷をつける方法のことを指します。

こうすることで何も加工のない金属そのものの状態に比べて表面につや消しの効果が生まれ、ほどよいマット感と高級感が漂います。

また、細い傷部分に光が乱反射することにより、金属的な質感を強調する効果も期待できます。

アルミニウムやステンレスなどの銀光りする金属素材を中心に採用される加工技術で、実は私たちの身近な家電製品や装飾品などでも目にすることができます。

たとえばLenovoの「IdeaPadY560p」や東芝の「dynabookR631」のように、PC本体の表面加工として施されることも少なくありません。

こうした加工を金属箔に行っているのが、カタニ産業株式会社が展開するホットスタンプ箔「ファインフォイル」です。

ファインフォイルは様々な色やザイン、物性特質をそろえたホットスタンプ箔のトップブランドで、金属アルミニウムパネルの高級感をプラスチック表面に手軽に表現できることが特徴です。

また、金属素材の色はシルバーやゴールド、ブラックにマット調シルバーなど、幅広い展開が可能です。

これにヘアラインの深浅の違いや長さ、向きなどをイメージに合わせて組み合わせることで、色とヘアラインの両面から世界に一つだけのオリジナルのデザインを表現することができます。